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ガイド

ツールについて

S&P 500全構成銘柄(約503銘柄)を毎取引日の米国市場クローズ後(ET)に自動スキャンし、テクニカル的に強いセットアップを持つ銘柄をスコア順に表示します。

本ツールは情報提供のみを目的としています。スコアと確率は機械的な計算であり、将来の価格変動を保証するものではありません。すべての投資判断はご自身のリスクで行ってください。

主な機能

  • 30種類以上のチャートパターン検出(逆H&S、ダブルボトム、VCP、パーフェクトオーダーなど)
  • 20種類以上のテクニカル指標(RSI、MACD、ADX、一目均衡表、OBVなど)
  • 5カテゴリにわたる複合スコアリング(0〜100点)
  • 勝率・目標価格・損切り・RR比率のアルゴリズム計算
  • インタラクティブなTradingView風ローソク足チャート
  • 過去シグナルの自動バックテスト(毎週更新)
  • ブラウザlocalStorageへのお気に入り保存

データフロー

1
価格取得過去400取引日分のOHLCVデータをYahoo Finance(yfinance)経由で取得。50銘柄ずつ一括ダウンロード。
2
指標計算SMA、EMA、RSI、MACD、ADX、ATR、OBV、一目均衡表など20種類以上の指標をpandasで計算。
3
パターン検出scipy.signalとカスタムロジックで30種類以上のチャートパターンを検出し、各パターンに信頼度スコア(0〜1.0)を付与。
4
スコアリングトレンド・パターン・モメンタム・出来高・RSの5カテゴリを100点満点で評価。
5
公開結果をresults.jsonに書き込み → GitHubにコミット → GitHub Pagesに自動デプロイ → ブラウザで閲覧可能。

基本的な使い方

メイン画面レイアウト

エリア説明
左サイドバーフィルター設定とスキャン統計(スキャン済み件数・シグナル数・表示中・お気に入り数)
ソートバースコア/確率/RR/価格でソート、お気に入りフィルター切替、バックテストページへのリンク
結果テーブルフィルタリングされた銘柄リスト。行をクリックするとチャートパネルを表示。☆ボタンでお気に入り登録。
チャートパネルローソク足チャート(120取引日)+移動平均+目標・損切りライン+シグナル詳細

テーブル操作

  • 行クリック:その銘柄のチャートパネルを開く。別の行をクリックすると切り替わる。
  • ☆ ボタン:お気に入りのトグル。チャートは開かない。
  • ソートボタン:同じボタンを2回クリックで昇順/降順を切り替え。

チャート要素

要素意味
ローソク足過去120取引日分(最近上場した銘柄はそれ以下)
SMA5(細線)5日単純移動平均 — 超短期トレンド
SMA25(中線)25日単純移動平均 — 短期トレンドの基準
SMA75(太線)75日単純移動平均 — 中期トレンド
SMA200(最太線)200日単純移動平均 — 長期トレンド判断
緑の水平線目標価格(アルゴリズム計算)
赤の水平線損切り価格(ATR×2ベース)
▲ マーカー検出パターンのシグナル検出ポイント

シグナル詳細パネル

項目意味 / 目標レンジ
RSI相対力指数(14日間)。50〜70が健全な上昇トレンド。70超は過熱。
ADXトレンド強度。≥25で明確なトレンド、≥50で強いトレンド。
出来高比最近の出来高 ÷ 20日平均出来高。≥1.5倍で注目水準。
目標パターン・フィボナッチ・ATRから計算した目標価格
予想期間目標到達までの推定期間(例:2〜4週)。参考値のみ。
損切り推定損切り価格。ポジション管理の基準として使用。
RR比率リスクリワード比。2:1以上が望ましい。
RSスコアスキャン全銘柄中の相対力スコア(0〜99)。高いほど市場平均を上回るパフォーマンス。

フィルター詳細

サイドバーのフィルターを組み合わせて条件に合う銘柄だけを表示します。フィルターはリアルタイムで適用されます。

フィルター説明推奨値
検索 ティッカー(例:AAPL)や会社名で絞り込み。部分一致、大文字小文字を区別しない。
パターン 特定のチャートパターンを持つ銘柄のみ表示。「すべて」で全パターンを含む。 戦略による
確率 (≥) アルゴリズムの推定勝利確率の下限。スコア・パターン信頼度・RSを組み合わせて計算。 ≥ 60%
スコア (≥) 合計スコア(0〜100)の下限。高いほど多くのテクニカル指標が有利に揃っている。 ≥ 50
RR比率 (≥) リスクリワード比の下限。≥1.5を推奨。≥2.0は特に良好なセットアップ。 ≥ 1.5
セクター GICSセクター(S&P 500構成銘柄データ)で絞り込み。セクターローテーション分析に有用。

💡 スコア≥70 + 確率≥60% + RR≥1.8 がバックテストで使用しているフィルターです。この設定では通常1日あたり0〜3銘柄が表示されます。

プリセット

よく使うフィルターの組み合わせをワンクリックで適用できます。

プリセット対象パターン用途トレードスタイル
ブレイクアウト レジスタンスブレイクアウト 強い買い圧力を伴う新高値・抵抗線ブレイク銘柄。 トレンドフォロー
底値反転 逆H&S 下落トレンドの終焉を示すパターン。底からの反転を狙う。 逆張り / 押し目買い
モメンタム継続 パーフェクトオーダー 移動平均が完全な強気整列 — 最も強いトレンド状態。 トレンドフォロー / モメンタム
MAスクイーズ監視 MA圧縮 複数MAが収束中 — ブレイクアウト前のエネルギー蓄積段階。 エントリー前の観察
一目均衡表強気 一目均衡表クラウドブレイク クラウドブレイクアウト+転換線が強気整列。 スイング / 中期トレンド

スキャン対象・データ

ユニバース

項目詳細
市場S&P 500(NYSE / NASDAQ)
銘柄数約503銘柄(WikipediaのS&P 500構成銘柄リストから取得)
ティッカーフィルター普通株のみ。ETFや非株式商品は除外。
除外対象ETF、REIT、非株式商品

データソース

ソース役割期間
Yahoo Finance(yfinance)主要OHLCVソース。50銘柄ずつ一括ダウンロード。過去400取引日
Wikipedia S&P 500リスト銘柄ユニバース(ティッカー+GICSセクター)。スキャン実行ごとに取得。実行ごとに更新

更新スケジュール

タイミング内容
毎日 ET 午後4時以降米国市場クローズ後にスキャン実行。祝日・市場閉鎖日はスキップ。
毎週月曜 ET 午前9時バックテスト結果を更新(過去シグナルの勝敗を再集計)。

実行環境

  • 4台のGitHub Actions VM(Ubuntu)が同時並行で起動
  • 各VMがS&P 500の約125銘柄(全体の1/4)を処理
  • 全VMの結果をマージしてresults.jsonに書き込み
  • results.jsonをGitHubにコミット → GitHub Pagesが自動デプロイ

⚠️ Yahoo Financeのデータは非公式APIを使用しています。サーバー側の変更やレート制限により、一部銘柄の取得に失敗する場合があります。取得失敗した銘柄はスキャン結果に表示されません。

スコアリング詳細

5カテゴリを合計して100点満点を算出します。スコアが高いほど、多くのテクニカル指標が同時に有利に働いています。

パターン 35点
トレンド 25点
モメンタム 20点
出来高 15点
RSスコア 5点

① パターンスコア(最大35点)

検出された各パターンを信頼度(0〜1.0)× パターン重み(最大1.0)でスコア化し、35点に正規化します。最高スコアのパターンを使用。追加パターンは半減(弱いシグナルの積み重ねを防止)。

パターン重み特徴
逆H&S0.95最も信頼性の高い反転パターンの一つ
ダブルボトム0.90底値での明確なサポート確認
カップウィズハンドル0.85成長株の継続シグナル
レジスタンスブレイクアウト0.85出来高を伴うブレイクアウト
ワイコフスプリング0.80機関投資家の蓄積完了シグナル
パーフェクトオーダー0.80最強のトレンド状態を確認
VCP0.75ボラティリティ収縮後の爆発寸前
ブルフラッグ0.75短期調整後の継続
フォーリングウェッジ0.75収縮後の反転ブレイクアウト
シンメトリカルトライアングル、SRフリップ、ドンチャンブレイク0.60方向確認が必要
チャネルプルバック0.60継続中のチャネル内での押し目買い
ゴールデンクロス(各種)0.55〜0.70時間軸によって重みが異なる

② トレンドスコア(最大25点)

評価項目採点条件
SMA整列SMA5 > SMA25 > SMA75 > SMA200の完全な強気整列で最高点
SMAの傾き各SMAが上向きで加点
ADX強度≥25で加点、≥50でさらに加点
一目均衡表価格が雲の上にあれば加点
52週高値近接価格が52週高値の≥90%であれば加点

③ モメンタムスコア(最大20点)

指標評価
RSI(14日間)50〜70が理想。50未満は減点。70超は過熱でボーナスなし。
MACDMACDラインがシグナル上にあれば加点。ヒストグラム拡大でさらに加点。
ROC(20日間変化率)20日間の価格変化がプラスで加点。変化が大きいほど高スコア。

④ 出来高スコア(最大15点)

指標評価
直近出来高比率直近出来高 ÷ 20日平均。≥1.5倍で加点、≥3.0倍で最大加点。
OBVトレンド累積出来高(OBV)が上昇中で加点。OBVの傾きと移動平均との位置関係で評価。

⑤ RSスコア(最大5点)

当日スキャンした全銘柄の12ヶ月間の価格変化率をランキング。上位20%が最大(5点)、下位40%が0点。

スコアは絶対的な指標ではありません。高スコアでも下落する銘柄はあり、低スコアでも上昇することがあります。必ず他の情報と組み合わせ、ご自身の判断で活用してください。

勝利確率の計算

スコア・パターン信頼度・RSランクを独自の重みで組み合わせたヒューリスティックな推定値です。過去のバックテストの統計分析から導き出されていますが、参考値として利用してください。保証はありません。

確率 ≈ (スコア × 0.5 + パターン信頼度 × 0.3 + RSランク × 0.2) × 調整係数

スコアと確率の違い

スコアと確率はどちらも重要ですが、異なるものを測定しています。それぞれを適切に使い分けてください。

指標何を測定するか最適な用途
スコア(0〜100) 全体的なテクニカル環境の質。5軸評価:トレンド・パターン・モメンタム・出来高・RS。 今現在、その銘柄がテクニカル的に良い状態かどうかの確認
確率(0〜100%) 過去のパターン勝率とスコアを組み合わせた推定勝率。 エントリーの期待値が十分かどうかの評価

推奨優先順位

1
RR比率を最優先RR1.5未満では、どんな優れたシグナルでも期待値がマイナスになる可能性がある。RR≥2.0を目指す。
2
スコア≥50を基準に高スコア = 多くの指標が同時に揃っている。スコア≥50は統計的に意味のあるエッジが見られる傾向。
3
確率≥60%で確認確率はパターンの種類と強度に大きく依存する。≥60%のシグナルはバックテストでの勝率が高い傾向。

💡 迷ったらスコアを優先。確率はスコアの影響を強く受けるため、高スコアなら通常確率も高い。スコア≥60、確率≥60%、RR≥2.0 — これが理想の「三重確認」セットアップ。

チャートパターン一覧

現在31種類以上のパターンを検出します。複数パターンの重複検出は信頼性を高めます。

反転パターン

逆ヘッド&ショルダー
反転

最も信頼性の高い反転パターンの一つ。3つの安値(左肩・頭・右肩)を形成。出来高を伴うネックラインブレイクで確認。目標値=頭からネックラインまでの距離を上に加算。

ダブルボトム
反転

ほぼ同じ安値を2回つけた後、直近高値(ネックライン)を上抜け。2つ目の底が1つ目と同じ水準で反発するほど信頼性が高い。

トリプルボトム
反転

ダブルボトムの発展形。同じサポートレベルを3回テストした後にブレイクアウト。形成に時間がかかるが、ダブルボトムより信頼性が高く出現頻度は低い。

フォーリングウェッジ
反転

高値と安値が共に下落する収束レンジ。下降トレンドの強力な反転シグナル。上側のトレンドラインブレイクで出来高が増加するのが理想。上昇ウェッジの逆で、これは強気パターン。

継続パターン

カップウィズハンドル
継続

丸みを帯びたベース(カップ)の後に小さな調整(ハンドル)を経てブレイクアウト。上昇トレンド中に形成され、機関投資家の蓄積の証拠とされる。ハンドルでの出来高収縮が理想。

ブルフラッグ
継続

急騰(ポール)後の小幅な下落調整(フラッグ)を経て上抜け。フラッグ中に出来高が収縮し、ブレイク時に急増するのが理想。目標=ポールの長さをブレイク点から上に加算。

VCP(ボラティリティ収縮)
継続

一連の収縮が段階的に小さくなるパターン(例:15%→10%→7%→4%)。ボラティリティ収縮がエネルギー蓄積を示す。マーク・ミネルヴィーニの成長株技法。

50MAプルバック
継続

上昇トレンド中に50日移動平均まで引き下げた後の反発。上昇トレンド内の健全な調整で、次の上昇のエントリーポイントになることが多い。

チャネルプルバック
継続

上昇チャネルの下側トレンドライン(サポート)まで押した後の反発。チャネルが明確に定義されているほど信頼性が高い。下値接触時に出来高が収縮し、反発時に急増するのが理想。

ブレイクアウトパターン

レジスタンスブレイクアウト
ブレイクアウト

複数回テストされたレジスタンスレベルを出来高増加を伴って上抜け。テスト回数が多いほどブレイクアウトが強くなる傾向。

52週新高値
ブレイクアウト

52週高値を更新。長期レジスタンスを突破した強いモメンタムシグナル。史上最高値付近では頭上に抵抗がなく、さらなる上昇が期待される。

BBスクイーズ(ボリンジャー)
ブレイクアウト

ボリンジャーバンドの収縮(スクイーズ)後のブレイクアウト。バンド幅が20パーセンタイル以下からの上方ブレイクは、ボラティリティ拡大の前兆。

アセンディングトライアングル
ブレイクアウト

水平なレジスタンスに上値を抑えられながら安値が上昇。買い圧力が段階的に高まり、最終的にレジスタンスを突破。

シンメトリカルトライアングル
ブレイクアウト

高値が切り下がり安値が切り上がる対称的な三角収束。方向性は不確実 — ブレイクアウトの確認を待つこと。上方ブレイクは強気シグナル。

ドンチャンブレイク
ブレイクアウト

N日間の高値(ドンチャンチャネル上限)を上抜け。タートルトレーダーで有名。シンプルに機械的に検出できる価格レンジブレイクアウト。

SRフリップ
ブレイクアウト

以前のレジスタンスを上抜けした後、その価格帯がサポートに転換。新サポートからの反発で信頼性の高い継続シグナルが確認される。

移動平均パターン

ゴールデンクロス(短期)
移動平均

SMA5がSMA25を上抜け。短期トレンド転換シグナル。感度が高いが偽シグナルになりやすい — 他の指標と組み合わせて使用すること。

ゴールデンクロス(中期)
移動平均

SMA25がSMA75を上抜け。中期トレンド転換シグナル。短期GCより遅れるが信頼性が高い。

ゴールデンクロス(長期)
移動平均

SMA75がSMA200を上抜け。長期的な弱気から強気への転換を示す。出現頻度は低いが重要度は高い。

パーフェクトオーダー
移動平均

SMA5 > SMA25 > SMA75 > SMA200 で全MAが上向き。最強の上昇トレンドシグナル。高スコアが出やすいが天井付近でのエントリーに注意。

MA圧縮
移動平均

複数の移動平均が一点に向かって収束。エネルギー蓄積の証拠 — ブレイクアウト前の準備段階。方向性の確認が必要。

一目均衡表パターン

クラウドブレイク(雲抜け)
一目均衡表

価格が一目均衡表の雲(レジスタンスゾーン)を上抜け。薄い雲ほど突破しやすく、突破後は雲がサポートに転換。機関投資家にも広く注目されるシグナル。

一目均衡表強気トリプル
一目均衡表

3条件が同時成立:①価格が雲の上 ②転換線 > 基準線 ③遅行スパンが過去価格を上回る。最強の一目均衡表強気シグナル。全条件の同時成立はまれ。

ダイバージェンスパターン

RSIダイバージェンス
ダイバージェンス

価格が安値を更新する一方でRSIが高い安値をつける「強気ダイバージェンス」。売り圧力の弱まりを示し、底打ち反転の前兆になることが多い。

MACDダイバージェンス
ダイバージェンス

価格とMACDヒストグラムの動きが乖離 — トレンド転換の可能性を示す。RSIダイバージェンスと同時に発生すると信頼性が高まる。

RSI隠れダイバージェンス
ダイバージェンス

価格が高値を更新する一方でRSIが低い高値をつける「隠れダイバージェンス」。通常のダイバージェンスと違い、トレンド継続を示す。押し目後の再加速を示唆。

OBVダイバージェンス
ダイバージェンス

価格が下落または横ばいの一方でOBV(累積出来高)が上昇。機関投資家の静かな蓄積の証拠。OBVの改善は価格回復に先行することが多い。

ローソク足パターン

ハンマー
ローソク足

長い下ヒゲと短いボディを持つローソク足。下降トレンドの末尾では強い強気反転シグナル。下ヒゲがボディの2倍以上で検出。

陽の包み足
ローソク足

大きな陽線が前日の陰線を完全に包み込む。買い圧力の強さの証拠。出来高増加を伴うほど信頼性が高い。

モーニングスター
ローソク足

3本のローソク足パターン:陰線 → 小さいギャップダウン(またはドージ)→ 大きな陽線。下降トレンドから上昇トレンドへの強い反転シグナル。

三白兵
ローソク足

3本の連続する陽線で、各ローソクが前日の終値より高く始まる。継続的な買い圧力を示す。急騰後に出現すると過熱の可能性あり。

切り込み線
ローソク足

大きな陰線の後、ギャップダウンして始まるが前日陰線の中値を上回って回復。売り圧力が急速に消えていく2本の底値反転シグナル。

三空叩き込み
ローソク足

3つの連続するギャップダウンの後の反転シグナル。パニック売りによる急落後の底打ちシグナルとして古典的なトレード書籍で知られる。

ワイコフ蓄積

ワイコフスプリング
ワイコフ

ワイコフの蓄積フェーズを検出:売りクライマックス → 出来高枯渇(スプリング)→ 強さの兆候(SOS)。底での機関投資家の蓄積完了後のブレイクアウト。最も信頼性の高い長期シグナルの一つ。

目標・損切り計算

目標価格の計算(優先順位順)

候補を優先順位順に評価し、現在価格より+2%以上(最低マージン)を超える最初の候補を採用します。

優先順位手法計算式
1位パターン目標ブレイクアウト点にパターンの高さを加算(例:ダブルボトムの深さ ÷ ネックライン × 上方向)
2位フィボナッチ 127%直近スウィングレンジ × 1.272 を安値に加算
3位フィボナッチ 162%直近スウィングレンジ × 1.618 を安値に加算
4位(フォールバック)ATR × 3現在価格 + ATR(14日) × 3(常に現在価格を上回る)

過去のパターン目標が現在価格より低い場合(株価がすでに目標を超えて急騰)、システムは自動的にフィボナッチまたはATR倍数にフォールバックします。

損切り価格

損切り = 現在価格 − ATR(14日) × 2

損切りが現在価格より-1%未満にならないよう上限を設定(上限:現在価格 × 0.99)。

RR比率(リスクリワード)

RR = (目標 − 現在価格) ÷ (現在価格 − 損切り)
RR比率評価表示
≥ 2.0良好
1.5 – 2.0許容範囲
< 1.5注意グレー

予想期間(weeks_min〜weeks_max)

パターンごとの過去の典型的な達成時間に基づく参考値です。実際の市場状況によって大きく異なる場合があります。

パターン典型的な期間
ブルフラッグ、BBスクイーズ1〜3週間
レジスタンスブレイクアウト、ゴールデンクロス(短期)2〜4週間
ゴールデンクロス(中期)、ダブルボトム4〜8週間
逆H&S、パーフェクトオーダー、ワイコフ4〜12週間
カップウィズハンドル4〜10週間
ゴールデンクロス(長期)8〜16週間

バックテスト

過去のシグナルを実際の価格データに対して評価し、本ツールのシグナル精度を検証します。毎週月曜 ET 午前9時に自動更新。

バックテストフィルター

条件理由
スコア≥ 70高品質なシグナルのみ
確率≥ 60%アルゴリズムが有利と判断するセットアップのみ
RR比率≥ 1.8正の期待値を持つセットアップのみ
クールダウン同一銘柄10日間同一銘柄への連続エントリーを避ける
1日の上限最大3シグナル集中リスクを制限

勝敗ルール

結果条件
✓ 目標達成(勝ち)許容期間内に高値が目標価格に到達。
✗ ストップアウト(負け)安値が損切り価格に到達。
⌛ 期限切れweeks_max以内にどちらも到達せず → 期間末の終値で決済。
📈 進行中まだ結果未確定。統計に含まれない。

表示される統計

指標計算式目標
勝率勝ち ÷ 完了トレード数(進行中を除く)≥ 60%
平均リターン実際のリターン(%)の平均プラス
プロフィットファクター総利益 ÷ 総損失≥ 1.5
期待値勝率 × 平均利益 + 負率 × 平均損失プラス
$10,000シミュレーション固定1%リスクで資本曲線を計算参考値

バックテストの限界

  • データ蓄積が必要:スキャナー開始以降のシグナルのみを評価。統計的有意性には100件以上のトレードが必要(1〜3ヶ月)。
  • スリッページ・流動性は未考慮:実際の約定価格は理論価格と異なる場合がある。
  • 税金・手数料は含まれない:実際のリターンはより低くなる。
  • 同時エントリーの最適化なし:全シグナルを独立して評価。

⚠️ 過去の良好なバックテスト結果は将来のパフォーマンスを保証しません。市場レジームの変化により、同じシグナルが全く異なる結果をもたらすことがあります。

お気に入り

注目銘柄を保存していつでも素早くアクセスできます。

使い方

  1. 結果テーブルの1列目にある☆ ボタンをクリックして保存(⭐ に変わる)
  2. ソートバーの⭐ お気に入り(N件)をクリックして保存済み銘柄のみ表示
  3. もう一度クリックして通常表示に戻る
  4. お気に入りモードでも他のフィルター(パターン・スコアなど)は有効なまま

保存方法

  • ブラウザのlocalStorageに保存。ページを再読み込みしても維持される。
  • ブラウザのキャッシュ・履歴を削除すると消去される。
  • ブラウザやデバイスをまたいで共有されない(サーバーに送信されることはない)。

お気に入り銘柄は次回のスキャンにも引き継がれます。ただし、新しいスキャン結果にシグナルがない銘柄はお気に入りモードでも表示されません。

エントリー判断ガイド

スキャンは前日の終値で実行されます。夜に結果を確認してから翌朝エントリーするまでに価格は動いています。スキャン結果をそのまま使わず、寄り付きで再評価してください。

引け後から寄り付きまでのフロー

1
引け後(ET 午後4時以降):スキャン結果を確認 スコア・パターン・RR比率を確認。ウォッチリストを絞り込み、現在の終値を基準に仮のエントリー価格を設定。
2
プレマーケット(ET 9:15〜9:29):プレマーケット価格を確認 証券会社のアプリでプレマーケット気配値を確認。ギャップアップが2%超なら寄り付き前にRRを再計算。
3
市場オープン(ET 9:30):寄り付きで最終判断 注文メモの「エントリー価格」フィールドに実際の寄り値を入力し、RRを再確認。RR≥1.5 → エントリー。RR<1.5 → スキップ。
4
エントリー後:ポジション管理に登録 実際の約定価格と株数を入力。目標・損切り・ATRが自動入力される。

ギャップアップ時のエントリー判断

強い上昇トレンドやポジティブなカタリストがある銘柄は、前日終値より高く寄り付く(ギャップアップ)ことがあります。ギャップアップ自体が強さを示すこともありますが、必ずRR比率を再計算してください。

RR再計算

目標価格と損切り価格はテクニカルレベル(レジスタンス、ATRなど)に基づいており、エントリー価格が変わっても変動しません。変わるのはRR比率だけです。

例:ギャップアップによるRR悪化
スキャン終値時ギャップアップ後
エントリー価格$100.00$106.00 (+6%)
目標$133.00$133.00(変わらず)
損切り$90.00$90.00(変わらず)
RR比率3.3:11.7:1

注文メモの「エントリー価格」フィールドに寄り値を入力すると、更新されたRRとエントリー可否が自動的に表示されます。

ギャップサイズ別の対応

前日終値比ギャップ対応理由
+1〜2% 想定内。RR確認後エントリー。 RRへの影響が軽微。
+2〜5% RRを再計算。≥1.5ならエントリー。 RRが目に見えて悪化 — 確認必須。
+5%以上 基本的にスキップ。押し目を待つ。 RRはほぼ確実に不合格。天井掴みのリスク大。

「押し目待ち」という選択肢

ギャップアップ銘柄は ET 10〜11時頃に前日高値付近まで押し目を入れることがあります。ブレイクアウト後にそのレベルが新たなサポートになるパターン(レジスタンスブレイクアウト、SRフリップ)では、このリテストが寄り付きより有利なエントリー価格を提供することがあります。

押し目待ちが有効なケース
ブレイクした価格帯が新たなサポートになるパターン:レジスタンスブレイクアウト、52週新高値、SRフリップ。ブレイクレベルの再テストが第2のエントリーポイント。
押し目待ちがリスクになるケース
ブレイクアウトの出来高が薄い場合、「押し目」が完全な反転(ダマシ)になりうる。出来高比≥1.5倍のブレイクアウトにのみこのアプローチを使用すること。

エントリーチェックリスト

エントリー前に以下の項目を確認してください。チェックが多いほど確信度が高い。

引け後(スキャン確認)

確認項目目標
スコアは十分か?≥60推奨(最低≥50)
RR比率は十分か?≥2.0推奨(最低≥1.5)
確率は十分か?≥60%
RSIは健全な範囲か?50〜70(75超は天井リスク大)
ADXはトレンドを確認しているか?≥25
出来高は増加しているか?出来高比≥1.5倍
RSスコアは強いか?≥60(市場平均を上回る)
直近に決算発表があるか?📅バッジ = 慎重に
★ おすすめバッジがあるか?スコア・確率・RRすべてが基準を満たす

プレマーケット / 寄り付き

確認項目対応
プレマーケット価格を確認したET 9:15〜9:29に証券会社アプリで確認
ギャップアップに対してRRを再計算した注文メモの価格フィールドに寄り値を入力
RRがまだ≥1.5か注文メモに「✓ エントリーOK」と表示
証券会社でストップ注文を設定したエントリーと同時にストップ注文を発注
ポジションサイズはリスク予算内か1銘柄への集中を避ける

エントリー後(ポジション管理)

タイミング対応
エントリー直後実際の約定価格と株数をポジション管理に登録
毎日(スキャン更新後)ストップアドバイスで更新がある場合は損切りを引き上げ
取引期限を過ぎたら価格に関わらずポジションを見直す(時間的な損失を避ける)
目標価格に近づいたら一部または全部利確を検討。欲張らないこと。

分割エントリー

一度に全数量を買わず、複数回に分けてポジションを構築します。確信度・流動性・市場環境が100%理想的でない場合に有効です。

基本的な考え方:「間違った場合のダメージを最小化する。」まず半分だけ買い、市場の反応を観察してから残りを買う。間違っていれば1回目の分だけが損失となる。
ケース理由分割比率
💧 流動性低下
日次出来高 < $50万
大口注文が価格を動かしてしまう(スリッページ)。 時間分散(午前/午後)または複数日に分けて
パターン形成中 ブレイクアウト未確認 — ダマシのリスクが高い。 50%今 → 50%ブレイクアウト確認後
シグナル強度が中程度
スコア 60〜70
完全には確信が持てない。小量から試してみる。 50% → 上昇トレンド確認後50%
不安定な市場
S&P 500が200日MAに近いまたは弱気相場
個別株が市場全体に引きずられる。 30〜50% → 市場安定後に追加
高ボラティリティ
ATRが大きい、BBが広い
広いストップが必要 → リスク固定で株数を減らす。 1%リスクルールで再計算後、1〜2回で
📅 3日以内に決算発表 決算ギャンブルを避ける — 決算通過後の反応を待つ。 30%今 → 70%決算後(または全スキップ)
大きなポジションを構築 機関投資家スタイルで時間をかけて蓄積。 3〜5回に分けて、価格トレンドが上昇中に追加
ブレイクアウト前の先行エントリー
レジスタンス付近 / ハンドル底値付近
有利な価格だがリスクも高い — 1回目を小さく。 30〜50%今 → 50〜70%ブレイクアウト後

パターン別の分割タイミング

パターン1回目タイミング2回目タイミング比率
レジスタンスブレイクアウト
52週新高値
ブレイクアウト確認(レジスタンス上引け) 最初の押し目(旧レジスタンスがサポートを維持) 60 / 40
VCP
カップウィズハンドル
ピボット付近(ハンドル底)またはスキャンシグナル時 ブレイクアウト日(出来高急増確認) 50 / 50
逆H&S
ダブルボトム
右肩/右底付近 ネックラインブレイクアウト確認後 50 / 50
ワイコフスプリング スプリング確認(ダマシ安値 → 力強い反転) 強さの兆候(SOS)を出来高で確認 40 / 60
MA圧縮 ブレイクアウト方向が決まった時 1〜2日後にモメンタムが継続していれば 60 / 40
流動性の低い銘柄 流動性の高い午前中に小量 同日午後または翌日以降に残りを分散 33 / 33 / 33

分割エントリーの落とし穴

⚠ やってはいけないこと

  • 価格が下がったら追加する(ナンピン) — 分割エントリーは上昇の確認後に追加することであり、損失に追加することではない。
  • 株数が増えても同じ損切りを維持する — 株数増 = リスク増。追加前にストップと株数を再計算する。
  • 1回目が利益だからといってリスク予算を超える — 合計リスク(ストップに達した時の損失)は常に資本の1〜2%以内に収めること。

✓ 全量エントリーが適切なケース

  • スコア≥80、確率≥65% — 強いシグナル
  • 十分な流動性(日次出来高≥$100万/日
  • 出来高急増(≥2倍)を伴う明確に確認済みのブレイクアウト
  • RR比率≥2.0
  • マーケット環境が強気

★おすすめバッジ(スコア≥60、確率≥60%、RR≥2.0)が表示され、💧流動性警告がなければ全量エントリーが適切かもしれない。

リスク管理の原則:分割エントリーでも全量エントリーでも、1トレードあたりの合計リスクは資本の1〜2%以内に収めること。分割エントリーは損切りを分散させるのではなく、確信度が高まるにつれてリスクを段階的に積み上げることを意味します。1回目から損切りと株数を設定し、追加分も同じリスクエンベロープ内で管理する。

免責事項

⚠️ 投資アドバイスではありません

本ツールは情報提供のみを目的としており、特定の有価証券の売買を推奨・助言するものではありません。高スコア・高確率の銘柄でも損失が生じる可能性があります。すべての投資判断はご自身のリスクで行ってください。

データの精度

  • 価格データはYahoo Finance(非公式API)経由で取得しています。精度と完全性は保証されません。
  • 一部銘柄はデータ取得に失敗し、スキャン結果に表示されない場合があります。
  • スキャンはET 午後4時以降に毎日実行されますが、GitHub Actionsの問題で遅延する場合があります。
  • 市場の祝日・閉鎖日はスキップされます。

アルゴリズムの限界

  • スコアと確率は機械的な計算です。ファンダメンタルズ(決算・ニュース・業績見通し)は考慮されていません。
  • パターン検出は統計的アルゴリズムを使用しており、誤シグナル(ダマシ)は発生します。
  • バックテスト結果は過去の参考値であり、将来のパフォーマンスを保証しません。
  • 極端な市場イベント(サーキットブレーカー、フラッシュクラッシュ)は正しく処理されない場合があります。

リスク開示

  • 株式投資には元本損失のリスクがあります。失っても構わない資金のみで投資してください。
  • 本ツールの出力のみに基づいて投資判断を行わないでください。
  • 本ツールの開発者は、発生した損失に対して一切の責任を負いません。

利用上の注意

  • 本ツールはオープンソースです(GitHub)。自由に改変・自己ホストしてご利用いただけます。
  • データソース:Yahoo Finance / Wikipedia(S&P 500構成銘柄リスト)
  • 対象:S&P 500構成銘柄、米国市場クローズ後(ET)毎日更新