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📋 ポジション管理ガイド

ポジション管理とは?

スキャナーで検出した銘柄を購入後、保有中の全ポジションの損益・進捗・ストップロス水準を一画面で管理できます。

  • ティッカーを入力すれば、当日のスキャン結果から目標・損切り・ATRを自動入力
  • 日次スキャンデータと比較して、損益・スコア・目標/損切りまでの距離をリアルタイムで表示
  • ストップアドバイス列:現在値とATRから最適な損切り引き上げステージを自動計算
  • 決済価格と日付を記録して取引履歴を管理

ポジションデータはブラウザの localStorage に保存されます。サーバーには一切送信されません。ブラウザキャッシュをクリアするとデータが消えます。エクスポート機能はないため、重要なデータはスクリーンショットやメモで記録してください。

画面の概要

エリア説明
サマリーカード(上部)保有ポジション数・合計損益・合計コスト・ストップ更新可能なポジション数を表示
ポジション追加ボタン「+ ポジション追加」をクリックして入力フォームを展開
保有ポジション表全保有ポジションの一覧。毎日最新のスキャン結果と照合して更新。
決済済み取引表記録済み決済ポジションの損益履歴(1件以上決済されている場合に表示)

ストップ更新カード

推奨ストップが現在のストップより高いポジション数を(黄色で)表示します。この数字が表示されたら、損切りラインを引き上げるタイミングです。表ヘッダーの ↑ 全て適用 ボタンで一括更新できます。

ポジションの追加

1
「+ ポジション追加」ボタンをクリック 入力フォームが展開されます。
2
ティッカーを入力して「スキャンから自動入力」を押す 当日のスキャンデータから会社名・推奨エントリー価格・目標・損切りが自動入力されます。スキャン対象外の銘柄は手動入力が必要です。
3
実際の約定価格を入力 エントリー価格を実際の約定値に変更すると、目標と損切りが自動再計算されます。株数と購入日も入力してください。
4
「追加」ボタンを押す ポジションが保有ポジション表に追加されます。ATRもこの時点で保存されるため、銘柄が後日スキャン対象外になってもストップアドバイスは継続します。

入力フィールドリファレンス

フィールド必須説明
ティッカー必須銘柄コード(例:AAPL)
会社名任意スキャンから自動入力。手動編集可能。
株数必須購入株数
エントリー価格必須実際の約定価格($)。変更すると目標と損切りが自動再計算されます。
購入日任意購入日。デフォルトは今日。
目標価格任意スキャンから自動入力。編集可能。ストップアドバイスの進捗計算に使用。
損切り価格任意スキャンから自動入力。購入直後に証券会社でストップ注文を設定してください。

💡 スキャン当日(引け後から翌朝)に登録すると、目標・損切り・ATRが自動入力されます。エントリー価格を実際の約定値に変更すると目標と損切りが自動再計算されます。スキャンデータは翌日更新されるため、購入後できるだけ早く登録してください。

カラムリファレンス

カラム説明補足
ティッカー 銘柄コード。当日のスキャン対象外の場合は「スキャン外」バッジを表示。 スキャン外はアクティブシグナルがないことを意味しますが、株価データは別途取得が必要です。
株数 登録時に入力した株数。
エントリー価格 購入約定価格($)。
現在値 当日のスキャンデータの価格($)。 スキャン価格(ET午後4時の引け後)。リアルタイムではありません。
損益 (現在値 − エントリー価格)× 株数。下段にパーセンテージ表示。 税金・手数料は含みません。
プログレスバー 損切りから目標までの範囲に現在値を可視化。縦線 = エントリー価格。 詳細は「プログレスバーの見方」を参照。
目標まで 目標までの残り上昇幅(%)。3%未満で緑表示。
損切りまで 損切りまでの残り下落幅(%)。3%未満で赤表示。 赤表示の場合は証券会社のストップ注文を確認してください。
ストップアドバイス ATRベースの推奨ストップ価格とステージバッジ。 詳細は「ストップアドバイスとは?」を参照。
スコア 当日スキャンの総合スコア(0〜100)。スコア30未満の場合「スキャン外」を赤表示。 スコア低下やスキャン外はポジションの再評価シグナル。
購入日 登録時に入力した購入日。

プログレスバーの見方

損切りから目標までの範囲を1本のバーで可視化します。現在のポジション状況を一目で確認できます。

要素意味
左端ラベル損切り価格($)
右端ラベル目標価格($)
縦線マーカーエントリー価格の位置
緑バー現在値 ≥ エントリー(含み益)。右に長いほど目標に近い。
赤バー現在値 < エントリー(含み損)。短いほど損切りに近い。

💡 現在値が右(目標方向)にあるほど良い状態です。緑バーが目標に近づいたら、一部利確を検討してください。

ストップアドバイスとは?

日次スキャンデータの現在値とATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)を使用して、損切りを引き上げる最適なタイミングと価格を自動計算する機能です。

株価上昇に合わせて段階的に損切りを引き上げることで、含み益を守りながらトレンドに乗り続けることができます(トレーリングストップ)。

ATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)とは?

ATRは「真のレンジ」の14日移動平均で、各銘柄の日次ボラティリティを表します。例えばATR = $2.00なら、その株は平均$2動くことを意味します。ATRをストップ幅の基準にすることで、各銘柄の価格帯とボラティリティに合った合理的なバッファーを確保できます。

ATRの使い方意味
エントリー − ATR×2初期ストップ(平均2日分の値動きに耐える)
エントリーブレイクイーブン(損益ゼロの安全地点)
エントリー + ATR×11ATR分の利益を確定
現在値 − ATR×1.5トレーリング(1.5ATRの値動きを許容しながら追随)

ATRの参照優先順位

  1. 当日のスキャン結果(最新ATR)
  2. 登録時に保存されたATR(スキャン対象外でも有効)
  3. フォールバック:エントリー価格の3%(ATR取得不能時の代替)

ステージの意味と対応アクション

ストップアドバイス列は現在の状況に基づいて4段階のバッジを表示します。

ステージ発動条件推奨ストップアクション
初期 グレー 現在値 < エントリー + ATR×0.8 エントリー − ATR×2 変更不要。当初の損切りを維持。
ブレイクイーブン 現在値 ≥ エントリー + ATR×0.8 エントリー価格 ストップをエントリー価格に引き上げ(損益ゼロ)。最悪でもブレイクイーブン決済になります。
利益確定 オレンジ 進捗 ≥ 50% エントリー + ATR×1 ストップをさらに引き上げて部分的な利益を確定。ストップに当たっても最低1ATR分の利益が確保されます。
トレーリング 進捗 ≥ 70% 現在値 − ATR×1.5 利益最大化のため毎日追随。株価上昇に合わせて自動的に引き上がります。毎日更新してください。

ステージは戻ることがある?

ステージは常にエントリーと目標に対する現在値から計算されます。一時的な株価下落でステージが戻ることがありますが、損切りは引き上げるのみで、下げることはありません。「↑ 適用」ボタンは推奨ストップが現在のストップより高い場合のみ有効です。

💡 進捗 = (現在値 − エントリー)÷(目標 − エントリー)× 100%。
目標が未設定の場合は初期またはブレイクイーブンのみ評価されます。登録時に目標価格を設定することを推奨します。

ストップの更新適用

ストップアドバイスを確認したら、以下のいずれかの方法で損切りを更新してください。

個別ポジションへの適用

ストップアドバイス列の ↑ 適用 ボタンを押すと、そのポジションの損切りを推奨価格に更新します。推奨価格が現在のストップより高い場合のみボタンが表示されます。

全ポジションへの一括適用

表ヘッダーの ↑ 全て適用 ボタンを押すと、対象の全ポジションを一括更新します。このボタンは更新可能なポジションが1件以上ある場合のみ表示されます。

⚠️ このツール内の損切り価格は管理記録のみです。証券会社のストップ注文は手動で更新する必要があります。ツールを更新しても証券会社の注文は自動変更されません。

更新後の確認フロー

1
「↑ 全て適用」を押してツールの損切りを更新 対象の全ストップが推奨価格に更新されます。
2
証券会社のアプリを開いてストップ注文を更新 更新後の「損切り」列の値に合わせて証券会社のストップ注文を設定してください。
3
変更を確認 証券会社でストップ注文が正しく更新されているか確認してください。

ストップロスのルール

常に守るべきルール

ルール理由
ストップは引き上げるだけ、下げない ストップを下げると損失が無限に拡大するリスクがあります。ストップを守ることが体系的トレードの基盤です。
ストップに当たったら即座に執行 「反発を待つ」という希望的観測は統計的により大きな損失につながります。可能な限りストップ注文で自動化してください。
購入直後にストップ注文を設定 感情が動く前に機械的に設定してください。設定を忘れると無限の損失リスクにさらされます。
株価がストップに近づいたとき「様子見」をしない 見守って期待することはストップを無効にします。ストップ注文が入っていない場合は今すぐ設定してください。

スコアが下がったり、スキャン外になった場合

保有銘柄が「スキャン外」になったり、スコアが大きく下落した場合は、以下を確認してください:

状況対応
スコアが10ポイント以上下落 テクニカル環境が悪化しています。ストップを現在値に近づけて締めてください。ストップに当たったら迷わず執行。
スコアが「スキャン外」(30未満) シグナルが消えました。ストップに当たっていなくても、トレードの根拠が薄れています。一部または全部の早期決済を検討してください。
パターンが崩壊(チャートで確認) エントリー根拠がなくなりました。ストップが発動していなくても早期決済を検討してください。

損切りは失敗ではなく、計画されたエグジットです。迅速なストップ執行は次の機会のための資本を保全します。

決済の記録

ポジションを売却(決済)した際は、ツールにも記録してください。

1
対象ポジションの「決済」ボタンを押す 決済記録モーダルが表示されます。
2
決済価格と決済日を入力 証券会社の約定履歴を確認して正確な値を入力してください。デフォルトは現在値と今日の日付。
3
「保存」を押す ポジションが保有ポジションから決済済み取引に移動します。実現損益が表示されます。

💡 決済済み取引は「削除」ボタンで削除できます。削除したデータは復元できません。

取引履歴

決済済み取引表には、記録済みの全決済の損益が表示されます。1件以上決済されている場合のみ表示されます。

カラム説明
エントリー価格購入約定価格($)
決済価格売却約定価格($)
損益(決済価格 − エントリー価格)× 株数。プラス = 利益、マイナス = 損失。
購入日 / 決済日登録時と決済時に入力した日付

損益には税金・手数料は含まれません。実際の実現損益とは異なる場合があります。

日次ワークフロー(約3分)

スキャン完了後(通常ET午後5時頃)、各取引日の終わりに以下を確認してください。

1
スコア低下アラートを確認 保有銘柄がアラートに表示されている場合は、このページを開いてスコア列を確認してください。
2
「ストップ更新」カードを確認 表示されている場合は「↑ 全て適用」を押してストップを引き上げてください。
3
赤い「損切りまで」列の値を確認 赤表示(3%以内)がある場合は、証券会社のストップ注文が正しく設定されているか確認してください。
4
証券会社のストップ注文を更新 ステップ2で更新したストップに合わせて、証券会社のストップ注文を手動で更新してください。
5
スキャン外またはスコア低下銘柄を確認 テクニカル環境の悪化シグナルです。ストップを締めるか早期決済を検討してください。

デイリーチェックリスト(コピーして活用)

☐ スコア低下アラートを確認 — 保有銘柄が該当していないか? ☐ ストップ更新カードが表示されていたら「↑ 全て適用」を押す ☐ 「損切りまで」赤表示を確認 — 証券会社のストップ注文を検証 ☐ 引き上げたストップに合わせて証券会社のストップ注文を更新 ☐ 「スキャン外」またはスコア低下銘柄を評価してアクションを決定

データの保存

項目詳細
保存場所ブラウザの localStorage(このデバイスとブラウザのみ)
サーバー送信なし。データは外部に送信されません。
削除タイミングブラウザキャッシュのクリア・履歴削除・プライベートブラウジング終了時
デバイス間同期不可。デバイスやブラウザ間でデータは同期されません。
バックアップエクスポート機能なし。重要なデータはスクリーンショットやメモで手動保存してください。

⚠️ ブラウザキャッシュをクリアすると全ポジションデータが完全に消えます。決済済み取引の損益を定期的にノートやスプレッドシートに記録することをお勧めします。